壁紙の見本帳の仕組み

壁紙の主なメーカーはサンゲツ、リリカラ、ルノン、トキワ、東リなのですがどのメーカーも壁紙にはリーズナブルの量産品見本帳とデザインや機能性壁紙などを掲載した一般品見本帳があります。そしてこの見本帳はどれも2~3年で切り替わります。ですので常に新しい見本帳が出ている感覚になります。

見本帳が出たら前の壁紙は廃番になるわけではありません。もちろん廃番になる壁紙もあります。それと同じく新しく出る壁紙もあります。さらに復活して掲載される壁紙もあります。だいたい7割ぐらいが継続され3割ぐらい入れ替わりになっていますね。それと量産品見本帳はどれも同じ値段。一般品見本帳も掲載されている壁紙は基本は同じ値段です。違う値段の壁紙もあるのですがそれは注意書きがあります。

量産品の見本帳は基本的に2年で新しくなります。新しくなった見本帳に前に掲載されていた壁紙がなくなったのは廃番品扱いになりますが、いきなり無くなる訳ではありません。メーカーに在庫があれば出荷してもらえます。メーカーに在庫がなくなるまで普通に発注も可能で残りのメートル数も教えてくれます。ただメーカーに在庫があっても近隣の倉庫になければ配送料がかかります。

今の量産品は昔の量産品と違い機能性壁紙もあります。アクセント用の壁紙や木目調の壁紙、タイル柄のデザイン壁紙などもあります。品質面も向上していますので特ににこだわりない方やDIYで貼りたい方にはお勧めです。サンゲツSP、リリカラLB、ルノンマークⅡ、トキワパインブルなどが量産品見本帳です。本当はもう少しあるのですが割愛します。

一般品壁紙は1000番台ともハイグレードクロスなどとも言われていますが、当店では古くから言われて馴染みのある一般品という呼称を使っています。この見本帳も2~3年で新しくなります。一般品には一般住宅向けと商業施設向けとリフォーム(貼り替え)用と各メーカー複数の見本帳を展開しています。

サンゲツですとリザーブ(RE)とファイン(FE)が一般住宅が2年更新、フェイス(TH)商業施設は3年更新、リフォームセレクションが2年更新(77-)という感じになります。この中では重複して掲載されている壁紙も多くあります。ですので同じ壁紙でも見本帳により品番が違います。またフェイスは商業施設向けですが、もちろん一般住宅での使用も問題ないですし逆も然りです。リザーブやファインの中から好みの壁紙がなくてフェイスにあった。ということもあります。もちろん当店では最新の見本帳や一昔前の見本帳も揃っています。

リリカラもサンゲツと同じような展開です。ライト(LL)とVウォール(LV)が一般住宅向け3年更新、ウィル(LW)が商業施設向け3年更新、リフォーム用のらくらくリフォーム(LRP)が3年更新になります。リリカラは全て3年更新です。サンゲツ同様に重複掲載している壁紙もあります。リリカラはウィリアムモリス壁紙などあります。もちろん当店には全ての見本帳が揃っていますので興味ある方は是非ご来店ください。

ルノンの一般品見本帳はフレッシュ(RF)とホーム(RH)が3年更新、リフォーム用のリフォームプロ(RP)も3年更新となります。ルノンはディズニー壁紙を販売していたのですが現在は販売休止中になっています。詳しくはこちら。後ルノンは襖紙を取り扱っています。

トキワは量産品も一般品(3年更新)も同じパインブルという呼称になります。一般品の見本帳にはファブリーズとコラボしたファブリーズ壁紙やキャラクターのワンピース壁紙などがあります。リフォーム用にマッスルプロという見本帳があります。トキワはほぼ壁紙のみの展開となります。

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