失敗から学ぶ壁紙の貼り替え(下地編)

壁紙を剥がすと通常なら下紙(裏打紙)という薄紙が必ず残ります。
2回貼り替えたら2枚分、3回なら3枚分と貼り替え度に増えていきます。
最初の貼り替えでしたら下紙は一枚分なのでメーカーで販売しているリフォーム推奨品など使用すれば失敗はほぼないと思います。

クロスの種類は豊富にあります。メーカーも認めていますが貼り替えに「適していない」材料もあります。
この適していない材料を使用していると下地の状況で失敗する場合も多くあります。

貼り替えに「適している」壁紙はこちら

リフォーム推奨品はこちら

 

失敗しやすい材料と下地

壁紙の中には柄物も多くあります。この商品は文字通り柄を合わす必要があり、柄を合わせて合わせ切り(重ね切り)をしますので強い力で切ると下紙まで切ってしまいます。(弱い力だと切れない)
下紙まで切ってしまった場合、対処しないでそのままにすると最初は綺麗に見えることもありますが、のちのち失敗したと気になるようになることが多いです。

さらにやっかいなのは下紙の下のパテにも影響する場合があることです。パテの質が悪かったり下紙が2枚以上ある場合などは要注意です。
柄物の壁紙でなくても合わせ切りしないと収まらない材料もあります。この場合も柄物同様に注意が必要です。(貼り替えに適していない壁紙などは後ほど説明します)

 

クロスを貼るのに適していない下地

最初の下地が塗料(ペンキ)下地や化粧ボード、あるいは繊維壁(砂壁)だったりする場合、チリ(接点)がなかったり空いていたり、根本を変更しない限り綺麗に収まらない下地もあります。

こういう場合はリフォーム推奨品か厚手の材料(無地)を貼るのが無難です。

厚手の材料(無地)の壁紙はこちら

リフォーム推奨品はこちら

 

リフォームして既存の壁と新規の壁が合わさっている場合

リフォームした場所では既存の壁と新規の壁が合わさっている場合も多く、構造的に微妙な段差も出てしまうことも多いです。

地ベラを当てた時、段差のある場合にはなるべく厚手の材料を推奨しておくと失敗は減ります。

 

厚手の材料(無地)の壁紙はこちら

 

クロスが割れた

これは木造住宅に比較的多いのですがクロスが割れたのではなく下地が割れたというのが正解だと思います。

壁が乾燥して割れてしまい表層のクロスにも影響した。

そのような事案もあるのでメーカーの方でも対応したクロスを販売しています。

下地割れに対応した壁紙(クロス)

 

クロスの継ぎ目が目立つ

失敗の一つにクロスの継ぎ目が目立つというのも多くあります。
クロスの幅は約92㎝なのですが酷い場合はその間隔でジョイントがハッキリと分かってしまいます。

ジョイントの収め方も突き付け(クロスとクロスを予め耳を揃えて切断している面を合わせる)と合わせ切り(クロスを重ねて切る)があるのですが、合わせ切りの場合で下地の状況が悪いと発生することが多いです。

下地の状態が良い場合は技術力はあまり関係なく、ほぼ材料です。

材料によって貼りやすさと収まりやすさ、これが全然違ってきます。どれも同じではないのです。

材料の違いは材料編でご説明します。

 

失敗から学ぶ壁紙の貼り替え(材料編)はこちら

 

下地が気になる

下地の問題は材料を替えば解決する場合が多いです。量産品やリフォーム用の壁紙は厚手なので下地を拾いにくいです。ただその下地が段差がある場合、または採光により下地が目立つ場合は正直お手上げです。

空気が入っている→これは貼り替えた後の現象ですが、下紙が水分を吸って浮いているだけなので乾けば引きます。何もしないで大丈夫です。もし、それがジョイント部分の場合はたまに目立ってしまう場合もあるので、その場合は手直ししましょう。

 

ジョイント部分の空気が入っている場合の手直し方法